角膜内皮細胞障害

コンタクトレンズの普及に伴い増えているのが、角膜内皮細胞障害です。角膜内皮細胞障害は、角膜の内皮の細胞が減ってしまう症状です。最近特に増えている症状ですが、自覚症状がないため見過ごしがちです。角膜内皮細胞は、一度ダメージを受け減ってしまうと、二度と増やす事ができません。減ってしまうと細胞は二度と再生されませんが、不足分を補うために他の細胞が大きくなり、不足分を埋めようとします。角膜内皮細胞が減るほど、目に与える負担は大きくなり、最終的には角膜移植をしなければならなくなるケースもあります。

角膜内皮細胞障害は、酸素透過率が低いコンタクトレンズほど起こりやすく、1日中使用している人、目に傷や炎症がある人も起こりやすい傾向があります。常に長時間のコンタクトレンズ使用をしていると、角膜内皮細胞障害のリスクが高くなります。自覚症状がないため、長い間コンタクトレンズを使用している人は、自覚症状の有無にかかわらず、定期的に目の健康診断を習慣にしておくと安心です。

角膜内皮細胞が減少してしまうことを防ぐには、連続使用や長時間の使用が主な原因である事から、できるだけコンタクトレンズの使用時間を短くすることが大切です。酸素通過率が悪いコンタクトレンズをしている人は特に注意が必要です。